今日から始まる第124回日本外科学会定期学術集会
The 124th Annual Congress of Japan Surgical Society
【わが国の資源で持続可能な外科診療を考える
Surgical Development Goals】
にて、コングレスバッグとして学会にて配布されます。
コングレスバッグって何か知ってます?
(ちなみに私は知りませんでした)
会議や今回のように学会などたくさんの資料を入れるバッグのことです。
その開催されるイベントのタイトルが入っていたり、バッグの素材がプラスチックや麻などそれぞれの会議学会等のオリジナル性が出るものなんですって。
今回の日本外科学会定期学術集会のテーマが
【わが国の資源で持続可能な外科診療を考える】
このテーマから、豊田合成様とコラボした商品が出来上がりました。
①車のエアバッグの端材
②車のハンドルなどに使用される本革の端材
③バイオマス燃料を使用した特殊な染色
④就労継続支援施設(福祉)が縫製など制作
↑
Hitsujigumo・Sunはここを担当させていただきました。
SDGsの誰も置いていかない世界。
どうしても、福祉や環境問題などが取り上げられがちですが、医師の働き方や最新の医療情報、ロボットなど様々な分野で考えるべき問題に直面している中、いわゆる世間で弱者と言われる人の問題ではないんです。
例えば、女性のお医者さんは結婚や出産をするためキャリアが困難になる。
働き続けることはできないだろ!と差別されていたり、
反対に男性のお医者さんを使い捨てのように酷使されるなどテレビで特集されているのを見たことがあります。
さらに医師不足で1日中働き続けるお医者さんがいるとか。
これって働くということができても、人間らしいというか、一人の人間としてどこかに置いていかれてる気がしませんか?
始めは外科とSDGs?ん?
と疑問に思っていたのですが、どんな職業の人であっても、SDGsと深く関わっていることに今回のお仕事をいただいたことで知りました。
だって医者と障害者なんて月とすっぽんじゃーん
・・・ではダメなんですよね。
実際に日本外科学会の方がどのような人たちが作っているのか?
と視察?見学に来てくださいました。
障害者と一括りにしても、本当に様々な方がいます。
同じ病名でもまったく同じ症状ではないのも、また個性?
そんなわけで、イメージする障害者が働く姿とHitsujigumo・Sunスタッフとのギャップに驚いていらっしゃいました。
Hitsujigumo・Sunスタッフは病気や障害によってできないこと、苦手なことがあるスタッフたちです。
でも、理解してくれるスタッフがいること、ちょっとしたフォローや方法を変えることで、それぞれの力を最大限に発揮。
自分のできることで、みんなをフォロー。そしてもちろん自分もみんなにフォローされ、働きながら課題と取り組んでいます。
お医者さんはお医者さん
私たちは私たち。
どうせ・・・なんて比べず、私たちのできることで社会との共生を目指します。
色々なことを考えたり、経験できた
お仕事をいただけたことに感謝しています。
ありがとうございました。
実際に日本外科学会でこのようなチラシが配られているそうです。
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